肝臓はさまざまな機能を発揮する体内最大の臓器
肝臓は体内最大の臓器として、まず腸から送られてくる食物成分の分別処理にあたり、毒物があればこれを無毒化します。そして、排泄しやすい形にして、速やかに尿中へと捨てられるようにします。そのほか、アミノ酸を糖に変化させてエネルギーを取り出すためにアンモニアを尿素に作り変えて捨てるなど、さまざまな機能を発揮する臓器です。肝機能の障害や衰えを防ぎ、保護しながら強化するためにも、にんにくは有効です。
にんにく成分のDATSは肝臓の機能を活発にする
にんにく成分のDATS(ジアリルトリスルフィド)は、肝臓を刺激して、肝臓が毒物を無毒化して排泄する機能を活発にしてくれます。たとえ発ガン物質が流れ込んできても、いち早く無毒化して、排泄してしまうことでしょう。にんにくを食べていた、いなかったで重大な差異となってくることも十分に考えられます。
(監修:医学博士 有賀豊彦)
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にんにくとレバーのくし焼き
二日酔いの予防、すぐれない体調の改善、にんにくのアリシン、ビタミンB1、B2などが働きます。
こんな効能が
肝機能強...
ベトナム風揚げ春巻き
肝臓には小胞体、糸粒体という活発に動く器官があります。
にんにくを摂ると、小胞体、糸粒体が生き生きとタンパク質を作り出し、肝機能を...