にんにくがまだ一般的に出回っていなかった時代…武士たちが活躍する戦国時代にも、にんにくに注目していた人物がいました。安土桃山時代に天下統一を果たした豊臣秀吉です。彼は若い頃、にんにくを数珠のように紐でつないで首から下げ、それを食べながら戦に臨んでいたそうです。秀吉の頭が非常に良かったのは、にんにくを常食していたからだという説も残っているとか。
さらに後年、天下人となった徳川家康もにんにくが大好物でした。家康は“鯛の天ぷらにすりおろしたにんにくをつけたもの”が大変美味しかったため食べ過ぎて、食中毒を起こして死亡したと言われていますが、これは死因とは関係ないという説も残されています。
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