ヨーロッパでは昔から、にんにくの強いにおいは、悪いものをとりはらってくれるという言い伝えがあり、吸血鬼ドラキュラから身を護るものとして、にんにくを部屋に吊るしておくとドラキュラが退散すると信じられています。
日本では『古事記』(712年)の記述の中で、日本武尊(やまとたけるのみこと)が山越えの折、悪事をする神に襲われ、とっさにかんでいた蒜(にんにく)を投げつけて追い払ったという神話があります。また、青森県弘前市にある「鬼神社」では、神前ににんにくを供え、民家の戸口ににんにくを吊るして悪魔や病魔を祓う習慣があるそうです。
所変わってメキシコでは嫌いな男性の通る道ににんにくを隠し置いて、上を歩かせるのです。すると男性はにんにくを置いた女性に興味を失うと言われています。こちらは男除けというわけですね。
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