えびとひき肉はうま味ベースに。野菜をたっぷりいただきます。
常夏の国ベトナムの人々はにんにくを上手に食事に取り入れ、暑さに負けない体力作りに心を砕きます。にんにくを日常的に料理に使用するのは、にんにくが老廃物を体外に排泄する力を持ち、日常の生活リズムを組み立てるからです。
- こんな効能が
- 体力作り
材料 2人分
- フォー ─ 80g
- 無頭えび ─ 2尾(20g)
- 豚ひき肉 ─ 50g
- にんにく ─ 1かけ(薄切り)
- サラダ油 ─ 小さじ2
- にら ─ 50g(3㎝長さに切る)
- もやし ─ 100g
- 香菜(またはみつば) ─ 20g(1㎝長さに切る)
- レタス ─ 2枚(4㎝長さのせん切り)
- たれ
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- しょうゆ ─ 大さじ2
- 水 ─ 大さじ2
- 酢 ─ 大さじ1
- おろしにんにく ─ 小さじ1/2
- 赤唐辛子 ─ 1/2本(5㎜幅の輪切り)
- M.S.G(うま味調味料) ─ 好みで少々
作り方
- 【たれ】の材料を合わせる。
- 熱湯3ℓを沸かす。
- そのうち1ℓを、もやしを入れたボウルに注ぐ。30秒たったら、もやしをざるに上げる。
- 【2】の残りの湯1ℓを、えびに注ぎ、真っ赤になったら水に移し、殻をむき、2枚にそぐ。背わたがあれば除く。
- 小鍋ににんにくとサラダ油、豚ひき肉を入れて火にかける。ひき肉に火が通ったら、にらを加え、しんなりするまで炒め、火を止める。
- 【2】の残りの湯1ℓに、フォーを入れて火にかけ、強火で4~5分ゆでる。1本食べてみて火が通っていたら、ざるへ上げ、水洗いし、水切りする。
- 器に【6】のフォーを盛り、【3】のもやし、【5】、レタス、香菜を盛り込み、【4】のえびをのせ、【1】をかける。
- ワンポイントアドバイス
- もやしもえびも、熱湯に浸して火を通します。これがシャキっとふっくらと火を通すコツ!
レシピ監修
村上 祥子(むらかみ さちこ)
料理研究家、管理栄養士、公立大学法人福岡女子大学客員教授。
1985年より福岡女子大学で栄養指導講座を15年担当。
治療食の開発で、油控えめでも一人分でも短時間においしく調理できる電子レンジに着目。以来、研鑽を重ね、電子レンジ調理の第一人者となる。
糖尿病、生活習慣病予防改善のための栄養バランスのよい、カロリー控えめのレシピ、簡単にできる一人分レシピ、日本型食生活を子どものうちから身につけるための三歳児のミニシェフクラブ、保育所、幼稚園、小学校の食育出前授業など、あらゆるジャンルに電子レンジテクを活用。
「ちゃんと食べてちゃんと生きる」をモットーに、日本国内はもとより、ヨーロッパ、アメリカ、中国、タイ、マレーシアなどでも、「食べ力®」をつけることへの提案と、実践的食育指導に情熱を注ぐ。
自称、空飛ぶ料理研究家。2019年7月3日、テレビ朝日「徹子の部屋」出演のきっかけになった『60歳からはラクしておいしい頑張らない台所』は、料理レシピ本大賞2020エッセイ賞を受賞。2024年5月23日、NHK「あしたが変わるトリセツショー」に出演。これまでに出版した単行本は576冊1285万部にのぼる。(2024年7月現在)
詳細は空飛ぶ料理研究家・村上祥子のホームページhttp://www.murakami-s.jpで。