動物も病気予防のためににんにくを食べている?

動物も病気予防のためににんにくを食べている?

昔は馬ににんにくを食べさせ、病気や疲労から回復させていたそうです。現在でも、家畜に食べさせて病気予防に役立てている農家もあるとか。肉の味が濃く、塩もコショウもつけないで、そのまま食べておいしいと評判の「青森シャモロック」の餌には、青森県特産の「にんにく」が一役買っています。「にんにく粉末」を餌に入れることで、ビタミンB1やグルタミン酸、イノシン酸といったうまみ成分が高くなるそうです。

海外でも、メキシコや西インド諸島では、闘鶏の餌に「にんにく」を与えたりしますし、ボヘミアでも怖さ知らずの強い闘犬を育てるために「にんにく」を与えているそうです。

野生の動物も例外ではありません。野生の猿は動物園の猿よりも成長は遅いそうですが、体が丈夫という点では動物園の猿よりもずっと優れていて健康的だそうです。それは、野生の猿が春にはノビルやギョウジャニンニク、夏はキハダの皮といったにんにくの仲間を食べていて、体にいいものを本能的に知っているためだという説があります。猿たちは教えられなくても、自然の“薬”をよく知っているわけです。

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