腰痛・神経痛

腰痛・神経痛の痛みをにんにく成分がやわらげる

長期間放置すると歩行障害や寝たきりに

季節の変わり目や雨の日になると症状が表れやすいのが腰痛や神経痛、リウマチなどです。生命の危機に直結するような病気とは違いますので、軽く考えがちですが、症状を長期間放置すると歩行障害や寝たきりにつながってしまう症例もあるほど、恐ろしいものなのです。

にんにくを使った療法が注目されている

腰痛や神経痛の原因はさまざまですが、自律神経の変調や循環障害が原因となって起こる場合があります。これらは、西洋医学ではなかなか改善せず、東洋医学をとり入れて治療が行われることが多々あります。これらの症状に対して、にんにくを使った療法が注目されています。薬理的に、ビタミンB1が筋肉痛に効力があることは知られていますが、にんにくには、野菜としては比較的多くビタミンB1を含んでいる上に、より多くビタミンB1を含む豚肉と一緒に調理することでアリチアミンを形成すると、体内に一層良く吸収されて新陳代謝を促進し、自然治癒力を増強させて、症状を緩和してくれます。

また、にんにく特有の辛み成分硫化アリルの鎮痛作用に加えて、免疫作用を調節する作用も、神経痛のつらい痛みをやわらげるうえで重要な働きをしているものと考えられます。

(監修:医学博士 有賀豊彦)

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